新型コロナウイルス感染症予防のために日本でも本格的に始まったオンライン学習、オンライン授業で Google Classroomを使う教育機関が増えています。その結果、これまでのアンケートでも「コロナ禍が過ぎてもオンライン授業は一部続けてほしい」という意見があるのも事実です。
これまで Google Classroom に関する記事をいくつか出してきました。あなたがこれからオンライン授業を開催する、あるいは今後も継続するという場合、参考になる情報がきっと見つかるはずです。
- システムインテグレーターに10年以上勤務
- 現在、大学職員(エンジニア職)
- 教員、学生からオンライン授業の質問や相談を日々受けている
- ハイブリッド授業、ハイフレックス授業に対応
- Zoom、Google Meet、Google Classroomなどの利用支援
- 講師役として学内研修のオンデマンド動画コンテンツ作成
この記事で紹介する機能以外にも Classroom にはたくさんの機能があります。その他の機能をどんどん使いたいという方には、次の本がおすすめです。
Google Classroom でできること(機能紹介からクラス作成までの操作手順を紹介)
Classroom で何ができるのかを知らない方、あるいはこれからオンライン授業の準備をする方には、次の準備編の記事が参考になりそうです。
Classroom は教師が作った資料をクラスに参加する生徒に共有したり、課題を提出させたりできます。必要なのはGoogle アカウントとPCです。この記事では クラスを作成し、生徒を呼び込んで、資料や課題を作成・提出させるところまでをスクリーンの画像を丁寧に入れながら説明しています。
Google Classroom で定期テストをオンラインで実施、自動採点まで
クラスの準備が完了し、無事にオンライン授業が開始できた方で、「オンラインでテストを実施したい」「テストは自動採点したい」という方向けにその手順をこちらの記事にまとめています。「テスト付きの課題(Blank Quiz)」「テスト期限の設定」「テストの自動採点」「論述式(段落)のテストの採点結果を自動採点結果に加える方法」「テストの返却」などの機能について紹介しています。
Classroom や Slido で質問対応&フィードバック で受講者の満足度をアップ!
学生や生徒が提出した課題やテストに対して、フィードバックすることが非常に重要なアクションであることは言うまでもありません。学習効果を高めるだけでなく、学生・生徒のモチベーションにもつながり、オンライン授業が成功するか失敗するかを握っているのが「フィードバック」です。
Classroom だけでなく、Slidoというオンラインで質問やアンケートを取れる無料のWEBサービスについても紹介しています。
対面授業とオンライン授業をハイブリッドで実施したい場合
全面的なオンライン授業ではなく、半分の学生はオンライン、もう半分は対面授業というケースの準備やメリット・デメリットについてまとめています。
ポイントとなるのは、「板書の有無」「教室の大きさ」「学生間での議論の有無」にあります。
Google Classroom に関するよくある質問(教師編・生徒編)
2020年4月頃に急遽オンライン授業が決定した学校・大学も多く、教師も生徒も「わからないことだらけ」という状態で日本中でオンライン授業が始まりました。よくある質問を提示することで、オンライン授業を少しでも円滑に進めることにつながると考えています。教師編と生徒編を分けていますので、ぜひ参考にしてください。
使い終わったクラスのアーカイブ・削除の方法について
使い終わったクラスはアーカイブ、または削除することができます。アーカイブと削除は何が違うのか、実行後の結果を比較して手順を紹介します。
最後に
この記事で紹介する機能以外にも Classroom にはたくさんの機能があります。その他の機能をどんどん使いたいという方には、次の本がおすすめです。
ツイッター(@nico|大学職員 ✕ ITエンジニア)ではブログの更新報告や関連ニュースをツイートしています。いいねやフォロー、ブログ記事へのコメントなどお気軽にいただけるとブログ更新の励みになりますので、ぜひお願いします。
コメント