eRemoteで「今ある家電」をスマホ操作。さらにAmazon Echo で家電を音声コントロール!! スマートリモコンでスマートホームへ!

 「Amazon Echoを買ったのに、家電の音声コントロールができてないんだよね」という方、多いのではないでしょうか?「いやいや、うちは照明だけは声でつけてますよ!」という方!あなたも似たりよったりですよ。

 あなたがまだAmazon Echoを活用できていないとすると、その理由は「Amazon Alexa対応のスマート家電じゃないから」ではないでしょうか?Amazon Alexaに対応した家電は同じWi-Fi環境にあれば、Alexaで音声操作が可能な家電です。Alexaに対応した家電は年々増えてきていますが、耐久年数が長いテレビやエアコンなどはまだまだ対応していないものがご自宅にあると思います。

 今日ご紹介するLink Japanの『eRemote mini』は、「今ある家電」をスマート家電にしてくれて、生活を劇的に便利にしてくれるガジェットです。リモコンで操作可能な家電なら、ほぼ操作できますので、ぜひトライして、Alexaを最大限に活用してください。

eRemote mini でできること
1. スマホで家電をリモコン操作できる。
2. 帰宅10分前に外出先からエアコンを付けて快適!
3. タイマー機能のないテレビを定刻にOffにする。
4. 「おやすみ」の一言で、テレビやオーディオ、照明を一斉にOff!

更新(2020年9月12日)
「eRemote mini と家電はどれくらい離れていても操作できるの?」という質問をいただきました。
わが家の距離を測ってみましたので、参考値ですが断面図を掲載しておきます。

目次

今ある家電をスマホやAlexaで操作できる!

  eRemote miniにリモコン操作を学習させて(比較的新しい家電なら学習しなくても登録済みの場合があります)、スマホやAmazon Echoからその操作を呼び出すことで、Alexaに対応していない今ある家電をリモコン操作することができます。

 eRemote miniのような「スマホから操作できる学習型のリモコン」は他にもいくつかあります。Nature Remo も同じような機能を持っています。私がeRemote miniを選んだ理由は、高い位置にある家電にもリモコンが届いてくれそうな容姿。黒い部分が上についているから、ただそれだけです。

 というのも、私の自宅の場合、リビングにある eRemote mini で吹き抜けにある空調やオーディオや照明もコントロールしたいと考えていました。実際に5-6mくらいの高さにある家電もコントロールできました。(メーカーが保証している仕様ではありませんので、参考まで)

設定の流れ

 このエントリーでは、3つのステップに分けて設定します。

 「設定1」で、eRemote mini の初期設定をして、スマホから家電を操作できるようにします。つぎに「設定2」でAlexaからeRemote miniを音声で操作できるようにします。最後に「設定3」で、Alexaに話しかけることで、複数の家電をまとめて一斉に操作できるようにします。

設定1 eRemote miniのスマホアプリで家電を操作する

 設定1の範囲は下図の赤色破線のとおりです。eRemote mini の初期セットアップを行い、スマホアプリ『eHome』でおうちの家電を操作できるところまで設定します。
※このエントリーでは iPhone で設定操作を案内します。

 まず、eRemote mini を操作するために、アプリ『eHome』をダウンロードします。(Android の場合は、Google Play からダウンロードします)
 ダウンロード後、eHomeのアカウント(無料)を作成します。私はメールアドレスで作成しましたが、Facebookアカウントや携帯電話番号でもサインインできるようです。指定したメールアドレス宛に認証コードが送付されますので、それを画面に入力して、パスワードを設定すればアカウント作成に成功です。

 アカウントの作成に成功すると、「使用開始」>「言語を選択(日本語は”Japan”を選択)」>「デバイスを追加」と進んで、まずはeRemote mini の初期設定に進みます。

 スマホで eRemote mini を操作するために eRemote mini をネットワークに接続する必要があります。ご自宅のWi-FiのSSIDを選択して、Wi-Fiのパスワードを入力します。「追加完了」と表示されれば初期セットアップは完了です。

 いよいよ、ご自宅の家電をつなぎます。ここではエアコンをつないでみます。

 エアコンを選択して、次にメーカーを選択します。次にリモコンをeRemote mini に向けてエアコンの電源ボタンを押します。すると、エアコンの型番が表示されるではありませんか!!

「全然違うっwwwwww」
でも、まあメーカー名が出てきているのでとりあえずメーカーの名前が合っている方を選択したらOKでした。

 「完了」をタップすると、これでエアコンの設定が完了です。こんな感じでスマホにエアコンのリモコンボタンが表示されます。

 メーカーが見つからない場合、追加画面の「カスタム」を選択します。私の場合、Boseの少し古い型のホームシアターセットがあるので、この手順で無事追加できました。学習したいボタン毎に次の流れで登録していきます。

① リモコンを eRemote mini に向けて学習したいボタンを押す
② 動作確認としてスマホにボタンが現れるのでそれを押す
③ 「反応はありましたか」と聞かれるので、ボタンが効いていたら、『はい』を選択する

以上で、おうちの家電をeRemote mini に登録する作業は完了です。

設定2 Alexaに話しかけてeRemote mini で家電を操作する

 設定2の範囲は下図の赤色破線のとおりです。このステップでは、Alexaを通じて、eRemote mini を操作します。Alexa(Amazon Echo)自体のセットアップは省略します。

 Alexa と eRemote mini をつなぐために、Alexaアプリを起動して、メニューから「スキル・ゲーム」をタップします。スキルの検索画面で「LinkJapan」と入力すると「LinkJapan eHome」がヒットするので、それを選択して、「有効にして使用する」をタップします。

 以下の事項を確認する画面を経て、リンクが成功します。ここまでの手順が無事に完了していれば、問題ない事項ばかりです。

eHomeアプリがダウンロードされていること
eHomeアカウントが作成済みであること
製品のセットアップが完了していること
家電がアプリで使用可能になっていること

eHomeのアカウントとパスワードを入力して、「正常にリンクされました」と表示されれば、スキル登録できた状態ですので、あとは端末(eRemote mini)を検出して、接続するデバイスを選択すればOKです。

設定3 Alexaに話しかけてeRemote miniで家電をまとめて操作する

 設定3の範囲は下図の赤色破線のとおりです。このステップでは、Alexaを通じて、一言で複数の機器を一斉に操作できるように設定します。例えば、『Alexa、おやすみ』と言うと、「テレビとエアコンがOffになる」という感じです。

 Alexaアプリの「定型アクション」をタップします。定型アクション名を適当につけて、「実行条件を設定」の欄に『おやすみ』と入力します。
 続いて、「アクションを追加」の+ボタンをタップして、アクションを追加します。今回の場合だと、「テレビのオフ」と「エアコンのオフ」を追加しました。これだけで完了です。

 いかがだったでしょうか?スマート家電に買い換えることなく、いまあるお気に入りの家電を外出先からスマホで操作したり、自宅にいながら音声で操作できると非常に便利です。ぜひお試しください。

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