IPAのプロジェクトマネージャ(PM)試験について、他の受験者はいつから対策をスタートしているのでしょうか?このブログではこれまで合格のための対策記事で「おすすめの対策本」をいくつか紹介してきましたが、その売れ行きから受験者の傾向を分析しました。
- 他の受験者がいつから対策しているか気になる人
- 忙しくてプロジェクトマネージャ(PM)試験の対策が進めない人
- 効率よくPM試験に合格したい人
- 文系大卒業後、国内大手SIerに就職
- PMP&IPAプロジェクトマネージャ(PM)ホルダー
- MBAでマネジメントやHR領域を学ぶ
- 35歳をすぎてから大学の情報システム部門へ転職(競争倍率 約200倍)
- 情報システム部門の中途採用者の書類選考、面接を担当
対策は3ヶ月前(7月)にスタートする人が多い!
さっそく結論ですが、プロジェクトマネージャ(PM)試験の対策を3ヶ月前(10月開催なら7月)から開始する人が多いようです。少なくともこのブログを通じて対策本を購入する人の傾向は以下のとおりです。
4月下旬の春期試験が終了すると、秋試験に向けて早々に対策本を購入する人が一定数います。ただ、本格的に総合対策本が売れ出すのは6月からで、特に7月は購入する人が多くいました。一方、午後2対策本は少し遅れて7月〜8月に売れます。

- プロジェクトマネージャ(PM)試験に求められる知識を解説する
- 午前2、午後1、午後2を過去問に沿った解説する
- 午後1、午後2の回答テクニックについて解説する
- 午後2の回答テクニックについて解説する
- 午後2を過去問に沿って解説する
- 午後2の合格回答例を示しながら解説する
8月開始でも合格は可能!

みんな6月・7月から始めてるのかよー
8月からだともう無理じゃん

大丈夫。過去に応用情報を受けたことがある人なら8月からの対策でも十分合格の可能性があります。
プロジェクトマネージャ(PM)試験は午前1・午前2・午後1・午後2の4つのブロックで構成されています。午前1は非常に範囲が広いため、一度も応用情報技術者試験を受験したことがなければ、短時間で対策するのは少し厳しいかもしれません。
でも、一度でも応用情報技術者試験の対策をしたことがあれば、2ヶ月あれば、厳密には50時間程度の対策で十分に合格を狙えます。私も実際50時間程度の対策でプロジェクトマネージャ(PM)試験に合格しています。
短期間でプロジェクトマネージャ(PM)試験に合格する方法!
なぜ、短期間で合格できるのでしょうか?
午前1・午前2・午後1は過去問で対策が完了する!
それは「午前1、午前2は過去問からの流用率が非常に高い」ためです。諸説ありますが、過去問の再利用率が70%程度と言う人もいます。つまり、過去問を解きまくる(最低3年、できれば5年分)ことで午前1・午前2は対策が完了するんです。
残るのは午後1と午後2です。午後1も総合対策本で解答テクニックを学んで過去問を5年分程度解けば合格レベルに達することができます。
このあたりの合格対策は過去の記事『プロジェクトマネージャ(PM)試験対策を徹底解説!難易度やテキスト・参考書を紹介!50時間で合格!』に具体的な対策方法、テクニックをまとめていますので参考にしてください。

午後2(論述試験)は実務未経験でも合格できる!
午後2(論述試験)は、プロジェクトマネジメントの知識と経験が必要と言われますが、これにも明確にテクニックがあります。毎年、品質や進捗、仕様変更やリスク管理など幅広く出題されますが、出題文にバッチリ合致する経験を持っていなくても合格できます。テクニックを覚えて「私ならこう対応する!という考え」が明確に述べられれば実務未経験者でも合格できる試験になっています。
具体的なテクニックとは、つぎのとおりです。
- 出題パターンを把握する(毎年設問ア〜ウにはパターンがある)
- どのような観点で解答が評価されるのかチェックポイントを把握する
- 出題分野(品質、進捗、リスク等)の傾向を把握する。
- 合格レベルの論文例をとにかくたくさん読む。
このテクニックに関しても、詳しく具体的に過去の記事『実務未経験でもプロジェクトマネージャ(PM)試験の午後2に合格する方法!』で解説しています。午後2で不合格になってことがある方、午後2対策が不安な方はぜひ参考にしてください。

まとめ
この記事では、プロジェクトマネージャ(PM)試験の対策本の売れ行き傾向から、受験者がいつごろから対策をしているのか?を調べました。7月から対策をしている受験者が多いことがわかっています。
ただ、50時間程度で過去問対策と午後2(論述試験)対策をすれば、十分に合格できるレベルに達することができることを合格者の視点から解説しました。
記事の中でご紹介した過去の対策記事についてリンクを再掲しますので、ぜひ参考にして最後まであきらめず合格を目指してください!
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